浮遊霊ブラジル 津村記久子さん
図書館で借りて読んだ、
「浮遊霊ブラジル」
読んでいる途中で、
「あれ、川上弘美さん、読んでいるのだった?」と、
本を返して、表紙を見た。
「そうだった、津村さんだった」
言葉選びが、川上さんではないものの、
世界観と言うか、感覚的に似たものを感じていたが、
アマゾンのレビューの中に、
「川上弘美さんの・・・」
やはり。
7編の短編から成っていて、
「前の続きなのかな」と思ったりもしましたが、
関連性はありません。
独立短編とでも、申しましょうか。
お仕事小説の、津村さんと違い、
「あるある」はありませんが、
何となく、納得し、目の前に映像が浮かびます。
【収録作】
「給水塔と亀」…定年を迎え製麺所と海のある故郷に帰った男。
静謐で新しい人生が始まる。〈2013年川端康成文学賞受賞作〉
「うどん屋のジェンダー、またはコルネさん」…静けさのないうどん屋での、とある光景。
「アイトール・ベラスコの新しい妻」…ウルグアイ人サッカー選手の再婚の思わぬ波紋。
「地獄」…「物語消費しすぎ地獄」に落ちた女性小説家を待つ、世にも恐ろしい試練とは。
「運命」…どんなに落ち込んでいても外国でも、必ず道を尋ねられてしまうのはなぜ?
「個性」…もの静かな友人が突然、ドクロ侍のパーカーやトラ柄で夏期講習に現われて…
「浮遊霊ブラジル」…海外旅行を前に急逝した私。幽霊となって念願の地をめざすが。
アマゾンから抜粋して収録作を載せました。お赦し下さい。
私は、地獄、運命、個性、最終の浮遊霊ブラジルが好きです。
買うのは、度胸がいるかも、ですが、
読後感が良いので、
図書館で借りるには、お勧めです。
もう一回繰り返し、読んでみようと思っています。
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